「この人、本当に信じていいのかな」
マッチングアプリで出会った彼氏と付き合い始めたとき、ふとそんな不安が頭をよぎることはありませんか。友達に相談しても「アプリで会った人でしょ?大丈夫なの?」と心配されて、余計にモヤモヤが募る。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
スマートフォンの画面越しに始まった恋。プロフィール写真と数行の自己紹介、そしてメッセージのやり取りだけで惹かれ合った二人。従来の出会いとは違うからこそ、どこか心の片隅に「この出会いは本物なのだろうか」という疑問が残ってしまうのは、とても自然なことです。
今日は、マッチングアプリで出会った彼氏を信用していいのかどうか、どうやって見極めればよいのかについて、具体的なエピソードを交えながらお伝えしていきます。恋愛に慣れていない方でも実践できる確認方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
まず最初にお伝えしたいのは、マッチングアプリでの出会いそのものは、決して悪いものではないということです。
実際、近年の調査では、マッチングアプリを通じた出会いのうち約半数が真剣な交際に発展しているというデータがあります。結婚を前提とした出会いを求めている層も多く、従来の合コンや紹介よりも効率的に相性の良い相手と出会えるという声もあります。
ただし、残念ながらすべての出会いが誠実なものとは限りません。プロフィールに嘘を書いている人、複数の女性と同時進行している人、そして最悪の場合は詐欺目的で近づいてくる人も存在します。だからこそ、相手を信頼できるかどうかを見極める目を持つことが大切なのです。
では、信用できる彼氏かどうかを判断するポイントについて、詳しく見ていきましょう。
最も重要なサインの一つは、交際が始まったときにアプリを退会してくれるかどうかです。
29歳の看護師である美咲さんは、ペアーズで出会ったIT企業勤務の彼と付き合い始めて3ヶ月が経った頃のことを、今でも鮮明に覚えています。
「付き合おうって言われたその日の夜、彼が『一緒にアプリ消そうか』って言ってくれたんです。私のスマホの前で自分のアプリを削除して、プロフィールも退会処理も全部見せてくれた。その瞬間、ああこの人は本気なんだなって思えたんです」
美咲さんの目には、うっすらと涙が浮かんでいました。それまで抱えていた不安が、彼のその一つの行動で溶けていったのだと言います。
アプリの退会を自分から申し出てくれること。これは、相手があなたとの関係を真剣に考えている大きな証拠です。逆に、付き合い始めてもアプリを消さない、あるいは消したと言いながら実際には残しているような場合は、警戒が必要かもしれません。
もう一つ注目したいのは、相手が自分の情報をどれだけオープンにしてくれるかです。
職場の話、友人関係、家族のこと、SNSのアカウント。これらの情報を隠さずに共有してくれる人は、あなたとの関係を長期的に考えている可能性が高いです。
32歳の会社員である香織さんは、タップルで出会った男性との苦い経験を語ってくれました。
「最初はすごく優しくて、マメに連絡をくれる人だったんです。でも、よく考えると、彼のことをほとんど知らなかった。職場の場所は教えてくれなかったし、友達の話も全然出てこない。SNSも『やってない』の一点張りで」
香織さんと彼の関係は、半年ほど続きました。しかし、ある日偶然、彼のインスタグラムのアカウントを発見してしまったのです。そこには、香織さんの知らない彼の日常が広がっていました。友人たちとの飲み会、旅行の写真、そして見知らぬ女性との親密そうなツーショット。
「頭が真っ白になりました。私が知っていた彼は、本当の彼じゃなかったんだって」
香織さんは電車の中でその投稿を見つけ、駅のベンチで30分ほど動けなかったそうです。周りの人の視線も気にならないほど、ショックは大きかった。
この経験から香織さんが学んだのは、「隠し事が多い相手は信用できない」ということでした。
さて、ここで少し余談になりますが、マッチングアプリで出会ったカップルにまつわる面白い話をご紹介させてください。
ある調査によると、マッチングアプリで出会ったカップルは、従来の出会い方をしたカップルよりも、結婚までの期間が短い傾向があるそうです。これは、アプリ上で事前に価値観や条件をある程度すり合わせているため、交際を始めた時点ですでにミスマッチが少ないからだと言われています。
つまり、アプリでの出会いは「効率が良い」だけでなく、相性の良いパートナーを見つけやすいという利点もあるのです。もちろん、これは真剣に相手を探している場合に限った話ですが。
話を戻しましょう。信頼できる彼氏かどうかを見極めるために、いくつかの実践的な確認方法をお伝えします。
まず試してほしいのが、特別な日に一緒に過ごせるかどうかです。
クリスマス、誕生日、年末年始。これらのイベントは、カップルにとって大切な時間です。もし彼がこうした特別な日をあなたと過ごすことを避けるようなら、それは何かを隠している可能性があります。
「仕事が忙しくて」「家族の用事があって」。一度や二度ならまだしも、毎回のように理由をつけて特別な日を一緒に過ごせないのは、赤信号かもしれません。
35歳の公務員である真由子さんは、Omiaiで出会った彼との交際2ヶ月目のクリスマスのことを振り返ります。
「付き合って最初のクリスマスだったから、すごく楽しみにしていたんです。でも、12月に入ってから彼の様子がおかしくなって。連絡の頻度も減ったし、クリスマスの予定を聞いても曖昧な返事ばかり」
結局、クリスマスイブの前日になって「急な仕事が入った」と言われ、約束はキャンセルに。真由子さんは一人でケーキを食べながら、涙を流したそうです。
その後、共通の知人を通じて、彼には別に本命の彼女がいたことが判明しました。真由子さんは「都合の良い二番目」だったのです。
「あのとき、もっと早く気づいていれば」という後悔は、今でも真由子さんの胸に残っています。
このような悲しい経験を避けるために、次に紹介する方法も試してみてください。
それは、彼の友人や家族との接点を持てるかどうかを確認することです。
本気であなたとの関係を考えている男性は、自分の大切な人たちにあなたを紹介したいと思うものです。逆に、いつまで経っても友人に会わせてくれない、家族の話を避ける、という場合は要注意です。
31歳のデザイナーである沙織さんは、withで出会った彼との関係を、友人たちとの食事会で確かめました。
「付き合って2ヶ月くらいのとき、彼が『友達と飲むんだけど、一緒に来ない?』って誘ってくれたんです。正直、緊張しました。でも、彼が私のことを『彼女です』って自然に紹介してくれて、友達も『話は聞いてるよ』って温かく迎えてくれて。あのとき、この人は私との関係を周りに隠していないんだって、すごく安心したのを覚えています」
沙織さんと彼は、その後順調に交際を続け、1年後には同棲を始めました。今では結婚の話も具体的に進んでいるそうです。
友人や家族との接点は、彼の「本気度」を測る重要なバロメーターになります。
さらにもう一つ、彼の人間性を見極めるポイントがあります。それは、あなたが困っているときや悩んでいるときの対応です。
27歳のフリーライターである奈緒さんは、ペアーズで出会った彼の本性を、思わぬ形で知ることになりました。
仕事がうまくいかず、将来への不安で押しつぶされそうになっていたある夜のこと。奈緒さんは彼に電話をかけ、今の苦しい気持ちを打ち明けました。
「泣きながら話す私の言葉を、彼は黙って聞いてくれたんです。途中で遮ることもなく、アドバイスをしようとすることもなく、ただ静かに。そして私が話し終わったとき、『辛かったね。よく頑張ってるよ』って、その一言だけ」
その夜、奈緒さんは久しぶりにぐっすり眠れたそうです。彼の共感力の高さを実感した瞬間でした。
逆に、悩みを相談したときに「そんなの自分で何とかしろよ」と突き放されたり、自分の話にすり替えられたりするような相手は、長期的なパートナーとしては不安が残ります。
また、ここで特に注意してほしいのが、体の関係を急かしてくる相手です。
真剣に交際を考えている男性は、あなたの気持ちを尊重し、関係を急がせることはありません。初めて会った日に泊まろうとする、断っても何度もしつこく誘ってくる、そんな相手は「体目的」の可能性が高いです。
28歳の事務職である彩花さんは、そんな相手を見抜いた経験を持っています。
「初デートでいきなり『今日、うち来ない?』って言われたんです。まだ会って数時間なのに。断ったら『じゃあいつならいい?』ってすぐ次の日程を聞いてきて。その時点で、この人は私自身には興味がないんだなって悟りました」
彩花さんはその後、連絡を絶ちました。勇気のいる決断でしたが、今では正しい判断だったと確信しています。
ここまで、信頼できる彼氏かどうかを見極めるポイントをいくつかお伝えしてきました。最後に、とても大切なことをお話しさせてください。
それは、あなた自身の直感を信じることです。
論理的な判断基準はもちろん大切です。でも、人間には言葉にできない「何か」を感じ取る力があります。この人といると安心する、この人の前では自然体でいられる。そんな感覚があるなら、それは大きな信頼の土台になります。
逆に、理由はうまく説明できないけれど「何かおかしい」と感じるなら、その直感は無視しないでください。女性の直感は、往々にして正しいものです。
33歳の営業職である理恵さんは、Omiaiで出会った彼との関係を、最終的には直感で決めました。
「彼のことを友達に相談すると、みんな『アプリで会った人でしょ?気をつけなよ』って言うんです。でも、私は彼といるときの自分が好きだった。緊張せず、無理せず、ありのままでいられる感じ。それが決め手でした」
理恵さんと彼は、出会いから2年後に結婚。今では二人の子供に恵まれ、幸せな家庭を築いています。
「出会いがアプリだったことなんて、今ではどうでもいいです。大切なのは、出会ってからの二人の時間だと思うから」
理恵さんの言葉は、マッチングアプリでの出会いに不安を感じているすべての人への、力強いメッセージではないでしょうか。
マッチングアプリで出会った彼氏を信用できるかどうか。その答えは、一つの基準だけで決まるものではありません。アプリの退会、情報のオープンさ、特別な日の過ごし方、友人や家族との接点、困ったときの対応、そしてあなた自身の直感。これらを総合的に判断して、少しずつ信頼を積み重ねていくものです。
焦る必要はありません。時間をかけて相手を知り、自分の気持ちと向き合いながら、答えを出していけばいいのです。
出会い方よりも、その後どんな関係を築いていくかが大切。この記事が、あなたの恋愛の道しるべになれば嬉しいです。素敵な恋が実りますように、心から応援しています。
コメント